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医療法人RJD RYO JIMBO DENTAL 名古屋駅前院

骨がない人でもインプラント治療はできるのか|名古屋でインプラント治療なら歯医者【RYO JIMBO DENTAL】

骨がない人でもインプラント治療はできるのか

【歯科医師が回答】骨がない人でもインプラント治療はできるのか

皆さんこんにちは。
名古屋駅(名駅)から徒歩5分の歯医者【RYO JIMBO DENTAL 名古屋駅前院】院長の神保 良です。

日頃よりインプラント治療をご希望される患者さんから数多くお問い合わせをいただき、感謝申し上げます。
当院では、他院で治療を行うことが難しいと診断された部位のインプラント治療、オールオン4や歯が全くない患者さんに行うフルマウスインプラントなども行なっております。

歯を失ってしまった後、再び噛むことができる状態にすることは、お口の健康だけでなく身体の健康にとっても大切なことです。

当院にも、歯を失った部分にインプラント治療を行いたいと考えておられる患者さんが多数ご来院くださいます。
また、患者さんのなかには、他院で『骨がないからインプラント治療ができない』とインプラント治療自体を断られた患者さんもいらっしゃるのが事実です。
当院では、このように他院で『骨がないから』といった理由により治療を断られた患者さんのインプラント治療も行なっております。

では、インプラント治療ができないと診断されるような、骨がない状態とは具体的にどのような状態を指すのでしょうか?
そして、どのような理由があり、どのような過程を経て、骨がなくなっていくのでしょうか?
今回はインプラント治療を行う上でも重要なポイントになってくる、上記のような疑問にお答えしていきます。

インプラント治療ができる状態について

そもそも、インプラントは周囲の骨と結合することで噛む力を支えることができます。
つまり、長さ約1cm、直径約4mmのインプラントを覆うだけの骨が無くては、インプラント治療自体をすることはできません。

しかし、インプラントが必要になるケースの多くは、歯周病が原因で歯を抜いた後の欠損ができた場合です。
そのため、重度の歯周病によって歯を支える骨が溶けてしまっていることが多いと考えられます。

また、一例として腕を骨折してギブスをはめた後は、腕が細くなると言われていますよね?
あれは筋肉が細くなるだけではなくて、腕自体を使用しないことで骨そのものが細くなってしまっているのです。
このような現象は「廃用性萎縮(はいようせいいしゅく)」と呼ばれていて、歯を失った後に力がかからなくなった骨でも起こる現象なのです。

このようなことから、インプラント治療を行いたい部位に、インプラントを支えるだけの骨があること自体奇跡的であるとも言えるでしょう。
骨がない場合、そのままインプラント治療を進めることができる場合もありますが、ほとんどの場合は骨を作る、あるいは足す処置を行います。

インプラント治療を可能にする「骨移植(ボーングラフト)」

すでにインプラント治療をした経験がある方は、新しく入れた歯が思ったより長く感じることがあるかもしれません。
実は見た目も機能的にも天然の歯と遜色無いインプラント治療を行うためには、大なり小なりインプラント周囲の骨のボリュームアップが必要です。

骨を増やす処置、一般的には「骨移植(ボーングラフト)」と呼ばれているのですが、どの歯科医院でもできるわけではありません。
当院にも他院様から「骨移植」のご紹介をいただき、ご紹介元の歯科医院様とチーム医療を行なっております。

『自院で骨移植を行うことができないため、骨移植ができる歯科医院に紹介をする』と患者さんに説明するのは、非常に勇気がいることではあります。
しかし、歯科医師である私の意見ではありますが、自らの技量不足であることを認めず、患者さんにインプラント治療の詳細な説明をしないまま、入れ歯かブリッジの説明のみをする歯科医院より、技術的な限界を患者さんへ真摯に説明する歯科医院は信頼できると思います。

「骨移植(ボーングラフト)」の種類

それでは、当院で実施している骨移植の種類を簡単に解説していきたいと思います。

粉砕骨移植

まず、最も実施の頻度が高い骨移植は、インプラントの周囲に骨のボリュームがわずかに足りない時に行う「粉砕骨移植」です。

当院では原則、患者さんご自身の骨のみを移植骨として使用します。
そのため、インプラントの周りに骨を移植する必要がある場合、ご自身の骨を鉋(かんな)のような専門器具で採取し、足りない部分に移植します。
骨のないところにご自身の骨を移植するので、非常に安全かつ有効な方法であると言えるでしょう。

骨移植には人骨(日本では薬事承認がおりていません!)や牛の骨や人工材料(ハイドロキシアパタイトなど)も使用されることもあります。
しかし、当院はその安全性や成功率の高さを鑑みて、ご自身の骨のみを骨移植の材料として使用しております。

ご自身の骨を使用しない場合はその分だけ治療費もかかってきますので、ご自身の骨を骨移植の材料にすることは経済的にも有利であると言えるでしょう。
また、インプラントを行う部位の近くから骨を採取するため、術後に腫れたり、痛みが出たりするリスクも極力少なくて済むのも利点です。

サイナスリフトとソケットリフト

次にインプラント治療において実施頻度が高いのが、「サイナスリフト」や「ソケットリフト」と呼ばれる治療法になります。
「サイナスリフト」や「ソケットリフト」は、上顎の奥歯にインプラント治療を行う際、上顎骨の高さが上顎洞という空洞が張り出していて足りない場合に選択する治療法です。

上顎洞という吸う息の温度調節や外気の濾過機能をつかさどる部分を触ることになりますので、慎重な施術が要求される、高難易度な治療法となります。
「サイナスリフト」や「ソケットリフト」などの治療法においても、ご自身の骨を使用することでインプラントの周りに十分な骨を造ることが可能となります。

まとめ

当院ではインプラント治療を行う際、骨の移植を行う準備を常時行なっております。

事前の綿密な治療計画を行なったとしても、骨の移植が必要となるケースは少なくありません。
そのため、骨移植までを想定した治療計画を立案し、患者さんにご提案しております。

骨がないからインプラント治療を諦めてしまった患者さんを少しでも減らし、インプラントによって再びご自身の歯で噛める喜びを実感していただけるよう、今後とも研鑽を重ねて参ります。
当院のインプラント治療に関してご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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【本記事の監修者】

院長 神保 良

院長

神保 良

専門

インプラント審美歯科

保持資格

歯科医師免許

【医院情報】

RYO JIMBO DENTAL 名古屋駅前歯科・矯正歯科
0120-960-013
〒450-0002
愛知県名古屋市中村区名駅4丁目26−9
NEW AG TOWERⅠ12階
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※四日市院でもお役立ち歯科コラム配信中!

【本記事の監修】

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