こんにちは。
名古屋駅（名駅）から徒歩5分の歯医者【RYO JIMBO DENTAL 名古屋駅前院】です。
インプラント治療を考えている人にとって、もっとも気になるのが値段ではないでしょうか。
インプラントは自由診療であるため、それぞれの歯科医院によって値段が異なります。
では、この値段の差はどこから生まれるのでしょうか。
このコラムでは、インプラント治療によって値段の差が生まれる4つの理由についてご紹介します。
ぜひ、インプラント治療を受ける際の歯科医院選びの参考にしてみてください。
インプラント治療の値段が違う理由
インプラント治療の値段が異なる理由は、大きく分けて4つあります。
- インプラントの種類
- 技術料や難易度
- 設備・サービス・保証
- スタッフ教育
それぞれ詳しく解説します。
インプラントの種類
インプラント治療の値段に差がでる1つ目の理由として、「インプラントの種類」があります。
実は、国内外を合わせてインプラントは100種類以上とあるいわれています。
もちろん、長年の実績があり高品質で人気のあるインプラントメーカーを使用すると、材料費も上がります。
一方で、コストを優先して作られる低価格のインプラントは、メーカー純正品でない場合が多く、科学的エビデンスが低く、インプラントの寿命や後々のトラブルにつながる原因になる恐れがあります。
たまに歯科医院のホームページなどで「大量仕入れによりコスト削減」といったような文言を目にしますが、インプラントのトップメーカーはこのような値引きをしないため、ここは見極める重要なポイントになります。
歯医者の技術・埋め込む位置や難易度
インプラント治療の値段が異なる理由の2つ目は、「歯医者の技術」や「インプラントを埋め込む位置や難易度」です。
インプラント治療は、法律上どの歯科医師でも行えます。
しかし、実施には外科的手術を伴うため、すべての歯科医師が行えるわけではありません。
また、インプラントの中でも、顎の骨量を増やす骨造成術や骨移植術、歯茎を移植する結合組織移植術といった手術が必要となる難しい症例や、インプラントを埋め込む位置が上側の前歯など、見た目に大きく影響する場合は丁寧で審美的な施術が求められるため、値段に差がつく場合があります。
医療機器の設備・感染対策や保証などのサービス面
インプラント治療の費用が異なる3つ目の理由に、「医療機器の設備・感染対策や保証などのサービス面」があります。
歯科用3DCTの導入の有無
歯科用3DCT検査は、レントゲンでは得られない下顎に走行する神経や血管の位置を確認できます。
そのため、神経や血管を傷つけるリスクをできるだけ回避でき、的確な診断が可能となります。
ただし、導入には数千万円のコストがかかるため、導入している歯科医院での治療費用は必然と高くなります。
導入していない歯科医院では、他院で撮影をお願いするか、CT検査をせずにインプラント治療を行うところもあります。
感染対策にかける薬剤や医療器具のコスト
インプラントを埋め込む際に、細菌が傷口から入らないよう徹底した感染対策が必要です。
「可能な限り、使い捨ての道具を使用する」
「滅菌や除菌のための薬剤や人件費にはお金をかけて徹底する」
など、十分な感染対策を行うための費用は歯科医院によって異なります。
感染対策にどこまでお金をかけているかも治療費に反映されます。
フォローの有無と内容
インプラントは埋め込みが終わった後も、アフターフォローが必要です。
「保証制度が付いているか付いていないか」
「保証内容が十分なものであるか」
この2点の内容はインプラントの治療費に反映される場合があります。
インプラント治療を受けた後のアフターフォローはついているのか、自分の希望に沿った保証をしてもらえるのかなど、しっかり確認する必要があります。
スタッフ教育
インプラント治療を受ける歯科医院では、歯科医師はもちろん、口の中の健康を守るスタッフの質も大切です。
とくにインプラント治療後は、口の中のケア（メンテナンス）で、インプラントの持ちが大きく変わります。
その際に、口の中をケアする歯科衛生士や、インプラント以外を担当する歯科医師（一般歯科・矯正歯科・口腔外科)）、歯科医院全体の窓口となりアシスタントとして働く歯科助手や受付といった優秀な人材を育成する必要があります。
インプラント治療後は、治療を受けた歯科医院に継続して通院する必要があります。
安易に安いという理由だけで歯科医院を選ぶと、その後のトラブルの原因となってしまうこともあります。
インプラント治療にかかる費用と相場
インプラントは自由診療のため、各歯科医院により料金設定が異なります。
インプラント治療の相場は、検査・手術代・インプラント本体・術後の消毒代を合わせておおよそ1本30万〜50万円といわれています（※都市部では相場がこれよりも5万円前後高めに設定されている傾向にあるようです）。
この費用の中には、担当する歯科医師の技術料、使用するインプラントの種類、歯科医院の設備、検査費用などが含まれるため、各歯科医院により料金設定に差がでやすくなります（※上記以外にも費用が別途発生することもあります）。
さらにインプラントを埋め込む場所や状態によって以下の検査や追加の手術が必要になり、費用が高くなります。
- 歯科用CT検査…麻痺などの神経障害を回避するために、下顎に走行している神経の位置を検査で確認します。
- 骨造成手術…歯を支える骨に厚みを持たせてインプラントの埋め込みをサポートします。
- CGT（結合組織移植術）/FGG（遊離歯肉移植術）…やせた歯茎にボリュームを持たせ、ぐらつかないようにします。
インプラント治療における歯科医院の選び方
インプラント治療を受ける歯科医院の選び方として大切なのは、「料金で歯科医院を選ばない」ということです。
上記でご紹介した通り、インプラント費用には材料費だけではなく、技術料やアフターフォロー代など、さまざまな費用が含まれています。
しかし、この料金設定は「費用が安い＝危険」「費用が高い＝安全」というわけではありません。
また、それぞれの口内の状態でも費用が変わります。
費用と治療内容が見合っているかきちんと自分の目で確認し、カウンセリングを受けて納得・信頼できる歯科医院を選びましょう。
歯科医院を選ぶ目安として、費用が高い歯科医院と安い歯科医院の傾向についてご紹介します。
インプラント費用が高い歯科医院の傾向
- インプラントシステムに高品質で有名メーカーのものを採用している
- 最新の医療機器を導入している
- 個室や術後の休憩部屋など設備が充実している
- アクセスのよい立地（一等地など）に開院されている
相場よりもインプラント費用が高い場合、高品質な医療を提供できる環境づくりを行っている歯科医院が多い傾向にあります。
ただし、明らかに装飾にお金をかけているなど過剰コストにより治療費が高い場合もあるので、その点には注意して歯科医院を選びましょう。
インプラント費用が安い歯科医院の傾向
- CT機器など高額な医療器医は未導入
- 人件費や感染対策に使用する薬剤のコストをカットしている
設定されている相場よりもインプラント費用がかなり安い場合、上記のようなケースもみられるため、注意が必要な場合があります。
さらに、初回の費用ではかなり安くみえても、実際に追加料金が請求され、総額で治療費が高くなる場合もあります。
アフターフォローの有無も確認する必要があるでしょう。
まとめ：名古屋でインプラント治療を検討中の方は当院までご相談ください
インプラント費用に差が出る理由をまとめると、以下になります。
- 使用するインプラントの種類が異なる
- インプラントを埋め込む難易度や、歯科医師の技術料
- 感染対策やアフターフォローなどの設備やサービス内容
- 立地や人件費など
インプラント費用は高額なので、価格をなるべく抑えたいと思う方も少なくありません。
しかし、価格が安いからといって安易に歯科医院を決めてしまうのは危険です。
インプラントの治療費が安い理由・高い理由を知り、きちんと無料カウンセリングを受けて、値段に見合った治療が受けられるかどうか、信頼できる歯科医院であるかを確認した上で決めましょう。
当院では、患者様一人ひとりと丁寧に対話することを心がけ、無料カウンセリングから治療、治療後のアフターケアまで、インプラントを入れて終わりではなく、歯の美しさと健康を守るためのインプラント治療を提供しています。
歯と健康を考える方にとって、心から信頼できる歯科医院を目指し、ご要望に合わせた最適な歯科治療をご提供します。
まずはお気軽にお問合せください。
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