皆さん、こんにちは。
名古屋駅(名駅)から徒歩5分の歯医者【RYO JIMBO DENTAL名古屋駅前院】です。
歯と身体の健康や、見た目の改善に有効な歯列矯正治療。
矯正治療は、取り外し可能なマウスピース矯正(インビザライン)を除いて、基本的には食事中も矯正装置をつけたままです。
矯正中の食事について気になっている方のために、注意点やおすすめの食べ物、NGの食べ物などを解説していきます。
舌側矯正中の食事の注意点
口の中の治療である矯正ですが、とくに舌側矯正の場合は矯正装置に慣れるまでに時間がかかることがあります。
舌側矯正は、ワイヤーとブラケットが歯の裏側につくことになります。
矯正装置をつけ始めたばかりの時期は、食事中に違和感をおぼえることがあります。
食べ物が矯正装置に挟まると、あとの手入れが大変です。
また、硬い食べ物によって矯正装置が外れる恐れもあります。
舌側矯正をしている場合は、意識的に柔らかい食べ物を選んだり、歯や矯正装置にくっつきやすいもの、挟まりやすいものを避けたりするのが大切です。
食べ物を一口大に切るといった工夫もした上でお召し上がりください。
また、矯正中は食べ物が口の中に残りやすい環境になるため、歯磨きなどのケアを丁寧に行いましょう。
舌側矯正中の食事でおすすめの食べ物・NGの食べ物
舌側矯正中は、おすすめの食べ物と避けるべき食べ物があります。
下記におすすめの食べ物をまとめますので、矯正中の食事の参考にしてみてください。
舌側矯正中におすすめの食べ物
ビタミンB2を多く含む食べ物
- 牛乳
- 玉子
- 海苔
- ワカメ
- マッシュルーム
口内炎の予防や回復を早める効果があるビタミンB2。
口内に矯正装置があるときは、口内炎ができやすい環境になります。
バランスの摂れた食事はもちろんですが、意識的にビタミンB2を摂るようにしましょう。
ビタミンB6を多く含む食べ物
- 鮭
- バナナ
- サツマイモ
- 赤パプリカ
ビタミンB2同様に、ビタミンB6も口内炎の予防や回復に効果が期待できます。
舌側矯正中にNGの食べ物
矯正している部分に強い力がかかる食べ物
- 硬いバゲットなどのパン
- せんべい
- スルメイカ
- とうもろこし
- りんご
- ステーキなどの厚い肉類
- 骨付きチキン
硬いものを食べる習慣がある場合、強い力がかかるため矯正装置に支障をきたすことがあります。
矯正中は、硬い食べ物をなるべく避けるようにしましょう。
くっつきやすい食べ物
- キャラメル
- ガム
- 餅
マウスピース矯正の場合は、矯正装置を取り外して食べることも可能ですが、食事後の歯磨きは忘れないようにしましょう。
舌側矯正中にどうしても食べたくなったときは、小さく切るなどの工夫をして食べ物が矯正装置にくっつくリスクを軽減してください。
挟まりやすい食べ物
- 水菜、ニラ、ネギ、えのきなど細長い野菜
- 繊維質の多い野菜
- 繊維質の多い魚、肉
- 麺類
麺類は、太めの麺や短いパスタ・ニョッキなどを選択することで挟まりにくくなります。
また、細長い野菜や繊維質の多い野菜や魚、肉も小さく切って調理するなど、挟まりにくくする工夫をして食べることを推奨します。
マウスピース矯正(インビザライン)中の食事の注意点
マウスピース矯正の場合においても食事の際に押さえておくべき注意点があります。
マウスピース矯正(インビザライン)は、装置の破損などを防ぐため、食事の際にマウスピースを取り外す必要があります。
また、食事の際だけでなく、水以外の飲み物を飲むときもマウスピースを外すようにしましょう。
コーヒーや紅茶などは、マウスピースの着色につながるためです。
糖分が多く含まれたジュースは、歯とマウスピースの間に糖分が残り、虫歯のリスクが高くなります。
それ以外にも、熱い飲み物によってマウスピースが変形してしまう恐れもあります。
マウスピース矯正の食事でNGの食べ物・飲み物
マウスピース矯正は装置の取り外しが可能であるため、舌側矯正とNGの食べ物や飲み物が異なってきます。
マウスピース矯正の食事でNGの食べ物
先ほども少し触れましたが、マウスピース矯正では、飲食中はマウスピースを外すのが基本です。
矯正装置を外してからであれば、特にNGな食べ物はありません。
食事の際、気にせず楽しめるのはマウスピース矯正のメリットの一つと言えるでしょう。
マウスピース矯正の食事でNGの飲み物
マウスピースが着色してしまう恐れがあるコーヒー・紅茶や、虫歯のリスクが高くなる甘い飲み物は、避けた方がいいでしょう。
暑い時期や運動時に飲んでいるスポーツ飲料も、マウスピースをつけたまま飲むのは避けることを推奨します。
スポーツ飲料にはクエン酸が多く含まれている場合があり、虫歯リスクが高くなります。
飲食の際は基本的にマウスピース装置を外すように心がけると良いでしょう。
矯正中の食事で痛みを感じる…トラブル対処法・予防法
矯正中には、口内が矯正装置で傷ついて痛む、歯が動くのに慣れるまで痛む、口内炎ができてしまって痛むなどというトラブルが起こることがあります。
ここでは、矯正中の食事で痛むときの対処法やトラブルに見舞われないための方法について解説します。
口内炎の予防法
矯正中は、矯正装置が口の内部や舌に触れることで口内炎のリスクが高くなります。
口内炎ができるリスクを少しでも軽減する予防法は、下記の3つです。
- ビタミンB2やB6を摂取する
- 矯正装置が合わない場合は調整する
- 歯科医院でメンテナンスを定期的に行う
ビタミン群が豊富な食べ物を食べることで、口内炎ができてしまった場合でも早い回復が期待できます。
もし、口内炎がなかなか治らない場合は、矯正装置が合っていない可能性があります。
歯科医院へ早めに相談して対処することもおすすめです。
矯正装置に慣れるまでの対処法
矯正装置の装着から約1週間は、歯が動くことにより痛みが発生する場合があります。
食べ物を噛むこともできないほどの痛みがある場合は、食べ物を摂取しやすくする工夫も大切です。
その一例が以下のものです。
- スムージー
- スープや味噌汁
- お粥やリゾット
上記のような噛む力をできるだけ必要としない食べ物を選び、歯や口への負担を減らしましょう。
まとめ:矯正治療中も食事を楽しむために
矯正中も食事を楽しむためのポイントをまとめました。
- 舌側矯正中の歯に負担がかからない食べ物を選ぶ
- マウスピース矯正の場合は、飲食時に矯正装置を外す
- 口内炎を予防するために、ビタミンB2やB6を摂取する
- 矯正で痛みがあるときは、柔らかい食べ物を摂る
- 定期的に歯科医院でメンテナンスを行う
安心して矯正治療を行うために、歯科医院での定期的なメンテナンスが大切です。
当院ではマウスピース矯正をはじめ、患者さまに最適な矯正歯科治療をご提案しています。
また、予防歯科の観点も取り入れた矯正治療を行なっており、治療後もしっかりとケアをして患者さまの健康と生活の質を向上するサポートをいたしますので、安心してご相談ください。
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