こんにちは
RYO JIMBO DENTALの歯科衛生士です!
今日は歯の神経の治療について説明させて頂きます。
全ての健康な歯の中心には神経があります。血管が通っており、歯に栄養や酸素を運んでいます。
外傷や虫歯、知覚過敏などの刺激をうけると、しみたり、痛みを感じます。

虫歯が大きく、神経と虫歯の距離が近すぎたり、虫歯が神経まで達していたりする場合は、神経を取らないといけません。
神経の治療をするという事は、その歯に今後栄養は行き渡らなくなり、形だけ歯として残る事になります。
神経を取った歯は脆くなってしまい、使っていくうちに咬合等の負荷に耐えきれなくなり折れてしまう事や、細菌による感染で再び神経の治療をしなくてはならない場合があります。
しかも神経の再治療の成功率は50%程と低く、治療しても抜歯になってしまったり、外科的な処置が必要な事があります。

なので、できる限り神経の処置は避けたい治療になります。
歯は一度削ってしまうと、再生しません。
虫歯が大きくなる前に治療をする事が老後も健康な歯で食事をする事に繋がります。
セラミック等の汚れがつきにくく適合の良い被せ物を使用した治療や、定期的な歯科医院でのクリーニングで虫歯になりにい状態を一緒につくっていきましょう!!