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医療法人RJD RYO JIMBO DENTAL 名古屋駅前院

矯正治療で歯を抜く必要はある?抜歯矯正と非抜歯矯正について

虫歯になりやすい体質や習慣について

虫歯になりやすい体質や習慣について

皆さんこんにちは。
名古屋駅(名駅)から徒歩5分の歯医者「RYO JIMBO DENTAL 名古屋駅前院」です。

毎日、朝昼晩としっかり歯磨きをしているのに、いつの間にか虫歯になってしまう人がいます。
その一方で、朝晩だけの歯磨きしかしていないのに虫歯になりにくい人もいます。

両者には、どのような違いがあるのでしょうか?

今回は、虫歯になりやすい人と、そうでない人の違いについて解説します。
また、虫歯を防ぐためのケア方法についてもご紹介します。

虫歯を予防して健康的な歯を守るためにも、ぜひ参考にしてみてください。

虫歯になりやすい人と習慣

虫歯になりやすい人とそうでない人の違いを知るには、虫歯や虫歯になる原因が何なのかを理解することが大切です。
また、虫歯になりやすい人の習慣を知ることで、虫歯を予防する手段も理解することができます。

虫歯とは?

虫歯の原因は、「細菌」「歯の質」「食べ物」の3つの要素に分けられます。

一つひとつが単独の原因となることはなく、3つの原因すべてが重なることで虫歯になりやすくなります。
では、それぞれの原因について解説していきましょう。

 

  • 虫歯の原因1:細菌

虫歯の原因となるミュータンス菌は、プラーク(歯垢)という歯の表面についた白いカスのようなものの中に潜んでいます。

プラークの中にミュータンス菌がいるので、歯磨きをしないと虫歯になりやすくなります。

ミュータンス菌は、歯を溶かす乳酸をつくり出します。
乳酸によって溶かされた状態が、虫歯です。

プラークの中には酸を作り出す力の強い菌や弱い菌が存在しており、力の強い菌が多ければ虫歯になりやすくなります。

また、プラークの中にはミュータンス菌だけでなく、歯周病の原因菌やカビ菌なども潜んでいます。
虫歯以外の口腔内の病気を防ぐためにも、プラークを残さない丁寧な歯磨きが必要です。

 

  • 虫歯の原因2:歯の質

先ほども少し触れましたが、酸を作り出す力の強い菌や弱い菌が存在します。

歯の質も人それぞれで、ミュータンス菌が作り出す乳酸によって溶かされやすい歯とそうでない歯があるのです。
つまり、酸に溶かされにくい強い歯の質の方は、虫歯になりにくいと言えるでしょう。

実は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、ミュータンス菌はいません。
幼児期にどんな細菌を周囲(大人)から感染させられるのかで口の中の状態も変わり、将来虫歯になりやすいか、そうでないかが決まります。

歯の質には遺伝的な要因があるとも言われていますが、多くの場合は後天的な問題や原因によるところが大きいです。

 

  • 虫歯の原因3:食べ物

ミュータンス菌は、プラークの中に潜んでいますが、それだけで増加することはありません。

ミュータンス菌の餌となるのが、糖分です。
口の中に糖分があればどんどん増えるため、甘い物をよく食べれば虫歯になりやすくなります。

ただ、虫歯の原因はそれだけではありません。
食事の回数や生活習慣、歯並び、唾液の量など、さまざまな原因によって虫歯になるリスクが高くなるのです。

どのように虫歯が発生するのかが理解できるとそれを予防するための方法もイメージしやすくなります。

虫歯になりやすい人の特徴

歯を磨かないことで虫歯になってしまうのはもちろんですが、それ以外にもどんな人が虫歯になりやすいのでしょうか?

虫歯になりやすい人の特徴を知り、理解することで虫歯予防にもなります。
もし、複数当てはまる場合には注意することもできるでしょう。

 

【虫歯になりやすい習慣】

  • 甘い物をよく食べる
  • 酸っぱい物をよく食べる
  • 間食が多く、食事に時間をかけることが多い
  • 歯科医院で定期検診を受けていない

 

【虫歯になりやすい環境】

  • 唾液が少ない(口の中が乾くことが多い)
  • 歯並びが悪い、噛み合わせが良くない
  • 虫歯の治療歴が多くある
  • 歯周病をもっている

 

上記の項目に当てはまる数が多いほど、虫歯になる可能性が高くなります。

では、虫歯を予防するために、具体的にどのようなケアをしていけばいいのでしょうか?

次に、虫歯になりやすい人の特徴や環境に当てはまる方の、虫歯になる原因やケアの方法を解説します。

虫歯にならないためのケア方法を知ろう

ここまでは、虫歯になりやすい人の特徴について解説してきました。

それ以外にも、虫歯になりやすい環境があります。
どんな環境だと虫歯になりやすいのか、どんな食生活だと虫歯になりやすいのかを知ることが大切です。

歯磨き以外の虫歯予防とは

虫歯を防ぐには、口の中に食べかすやプラーク(歯垢)が残らないように心掛けることが大切です。
ただ、歯磨きだけでは100%完璧に行なうことはできません。

気にかけるべきなのは、ミュータンス菌が生きやすい口内環境を維持しないことです。

唾液が出にくい人や口呼吸をしている人は、口の中が乾燥し口内環境が悪化します。
また、口の中が酸性に傾くことで、ミュータンス菌が活性化しやすい環境になってしまうのです。

例えば、甘い物や酸っぱい物が好きな方は、該当する食べ物を控え、ダラダラ時間をかけて食べないようにします。

歯並びが悪い場合は、プラークが残る場所も決まっています。
プラークが残りやすい箇所を重点的に磨くように心掛けることが大切です。

プラークが残りやすい場所は、いずれ歯石になります。
固い歯石の中でミュータンス菌の活動は活発化し、虫歯ができやすい環境となってしまうでしょう。

虫歯を作らないためにも、プラークを残さないことがポイントです。

日常的に自分で行える口腔ケアのポイント

ミュータンス菌の働きを抑えるための食生活を心掛けながら、正しい歯磨きの方法を知り、実践することで虫歯になりにくくなります。

また、歯の質を強くするためにフッ素を利用することもおすすめです。

6歳以上の方なら、フッ素濃度が1,450ppmに高められた歯磨き剤を利用し、毎食後の歯磨きを習慣化することも良いでしょう。
フッ素にはミュータンス菌の働きを抑える作用もあり、ミュータンス菌が作り出す酸によって溶かされた歯の修復を促進する作用も期待できます。

虫歯になりやすい体質や習慣には日頃のケアで対策を

毎日、食事の後に行う歯磨きは重要です。
それ以外にも食生活や、お口の環境を整えることが大切になります。

虫歯になりやすい体質や特徴の方、虫歯になりやすい習慣を続けてしまっていた方はすぐにケアを始めることをおすすめします。
また、虫歯になる前に日頃から歯科医院で定期検診やメンテナンスを受けることが大事です。

当院では、お口のダメージを回復させるだけではなく、最初からダメージを受けないよう予防の観点から口内環境作りをすることで、健康な状態を維持できると考えています。

虫歯のない健康なお口を保つためには、日常的に行うセルフケアだけではなく、歯科医院で行われるプロフェッショナルケアを組み合わせることもとても大切です。
自身の口の中の状況が気になる方は、名古屋駅から徒歩5分の歯医者「RYO JIMBO DENTAL 名古屋駅前院」にぜひご相談ください。

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【本記事の監修】

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