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インプラントにフッ素入り歯磨き粉を使っても大丈夫か歯科医院が解説|【RYO JIMBO DENTAL 名古屋駅前院】

インプラントにフッ素入り歯磨き粉を使っても大丈夫か歯科医院が解説

インプラントにフッ素入り歯磨き粉を使っても大丈夫か歯科医院が解説

皆さんこんにちは。
名古屋駅(名駅)から徒歩5分の歯医者「RYO JIMBO DENTAL 名古屋駅前院」です。

インプラント治療後の歯磨きに関して、「フッ素入り歯磨き粉」についての質問をよくいただきます。
インプラント治療後やこれからインプラント治療を考えている方にとって、インプラントを長持ちさせるための正しいケア方法を知ることは大切です。

そこで今回は、インプラント治療後の歯磨きでフッ素入りのものを使っても大丈夫なのか?という疑問にお答えするため、フッ素入り歯磨き粉の効果や歯磨き粉の選び方について解説していきます。

インプラントにフッ素入り歯磨き粉を使ってもいい?

インプラント治療をした方には、「フッ素入り歯磨き粉を使ってはいけない」と思っている方もいらっしゃいます。

結論からお伝えすると、インプラント治療後にフッ素入り歯磨き粉を使っても問題ありません。
むしろ、虫歯予防や口内ケアのためにも、フッ素入り歯磨き粉は効果的だと考えられます。

では、なぜフッ素がインプラントに影響を及ぼすと思われているのでしょうか?
その理由について解説いたします。

フッ素がインプラントに影響を及ぼすとされた理由

2016年11月、フッ素研究会から「9,000ppm以上の高濃度フッ素を含有するフッ素塗布剤では著しいチタンの腐食が認められ、pHと溶存酸素濃度が低い口腔内環境では、さらにチタンの腐食が進む」という発表がありました。
この発表を見聞きしたことがある方の間で、「インプラント治療後はフッ素入り歯磨き粉を使ってはいけない」という認識が広まったと考えられます。

のちにフッ素研究会が「2017年まで9,000ppmを誤って900ppmと掲載していた」ことを訂正し、お詫びのコメントも公式サイトで発表しました。

フッ素研究会の発表内容に間違いはありましたが、そもそもフッ素研究会が注意を促しているフッ素濃度9,000ppmは、国内で販売されている歯磨き粉では存在し得ない数値です。
日本国内の製造販売認証基準では、フッ素濃度は1,500ppm未満とされている上、1,000ppmを超えるフッ素濃度でも唾液で薄まるとされています。

日本口腔衛生学会がフッ素の効果を推奨している理由

日本口腔衛生学会は、「フッ化物配合歯磨剤の利用はチタン製歯科材料使用者にも推奨すべきである」と発表しています。
参考:フッ化物配合歯磨剤の利用はチタン製歯科材料使用者にも推奨すべきである

発表内容のポイントは2つあります。

  • 歯磨き粉に含まれるフッ素は唾液の働きによって薄まるため、インプラントを腐食させるリスクは低い
  • フッ素は天然歯の虫歯リスクを軽減する効果があるため、天然歯が多く残っている場合には、インプラントの腐食リスクよりも虫歯予防のメリットの方が大きい

つまり、歯磨き粉に含まれるフッ素がインプラントを腐食させるリスクは低く、かつ自然歯が虫歯になるリスクを軽減できるため、インプラント治療後もフッ素入りの歯磨き粉を使って大丈夫だということになります。

インプラント周囲炎予防にもなるフッ素の効果

インプラント治療後の虫歯や歯周病予防などのケアを行う上で、フッ素を利用することは効果的といえます。
これは、厚生労働省が運営する健康サイトでも記載しているほどです。
参考:フッ化物配合歯磨剤 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

では、フッ素は歯にどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。
具体的なフッ素の効果について解説します。

歯のエナメル質を強化する

歯の表面を覆っているエナメル質は、口の中の菌から歯を守る役割を担っています。

しかし、このエナメル質は酸によって溶けてしまうことがあります。
フッ素はエナメル質を酸から守り、虫歯への抵抗力を高める効果が期待できるのです。

再石灰化を促進し初期虫歯を予防する

ものを食べることによってできる酸は、歯を溶かします。
歯が溶けると歯からカルシウムやリンが溶け出す「脱灰」が起き、虫歯になるリスクが高まります。

脱灰が進行しても、溶け出したカルシウムやリンを歯の表面に戻す「再石灰化」が起これば、虫歯になりにくい口内環境を維持できます。
フッ素入りの歯磨き粉でブラッシングすることは、再石灰化を促進してくれるのです。

虫歯菌の動きを抑制

歯垢(プラーク)が歯の表面に付着すると、糖質から酸を作り出しカルシウムやリンを溶かします。
こうして虫歯ができます。

フッ素はできてしまった歯垢(プラーク)の中に入り込み、歯垢の働きを抑えるためミュータンス菌が生存できない環境となります。
フッ素の働きによってミュータンス菌は酸を作り出せなくなるため、結果として虫歯のリスクを軽減することにつながるのです。

フッ素入り歯磨き粉を使用する場合の注意点

日本国内の製造販売許可を受けた歯磨き粉であれば、フッ素濃度の上限が決められているため、その濃度も人体に影響を及ぼすものではありません。
しかし、海外製などの高濃度のフッ素配合されたものを使用したい場合には、念のため歯科医院で相談することをおすすめします。

フッ素は、大量に体内に取り込むと中毒作用につながる恐れがあるため、注意が必要です。

インプラント治療後の歯磨き粉の選び方

インプラント治療後の虫歯や歯周病リスクを回避するためには、フッ素入りの歯磨き粉が有効であることはお伝えしました。
それ以外にも、インプラント治療後の歯磨き粉の選び方にポイントがあります。

正しい歯磨き粉の選び方を知っていると、インプラントを長持ちさせることにもつながると言えるでしょう。
そこで、インプラント治療後の方向けに、歯磨き粉の選び方のポイントを解説します。

粒子が粗い研磨剤が入った歯磨き粉は避ける

フッ素入り歯磨き粉のなかには、研磨剤が含まれているものがあります。
インプラントと歯茎との間に研磨剤の大きな粒子が入り込んで炎症の原因になることがあるため、インプラント治療後は、研磨剤の粒子が粗い歯磨き粉は避けましょう。

研磨剤入りの歯磨き粉は、自然歯を必要以上に歯を削り汚れの原因になる、歯周病がある場合にはダメージを与えてしまうなどのデメリットもあります。
研磨剤が配合されている歯磨き粉の成分表には、「炭酸カルシウム」「ケイ素」という表記があります。
これらの成分が入った歯磨き粉を避けることで、インプラントを長持ちさせることにもつなります。

もし、どんな歯磨き粉がいいのか迷った場合は、かかりつけの歯科医や歯科衛生士に相談してみてください。

まとめ:インプラント治療後に大切なメンテナンスについては歯科医院へご相談ください

今回は、「インプラントにフッ素入り歯磨き粉を使っても大丈夫か」という質問にお答えするため、フッ素入り歯磨き粉の効果やインプラント治療後のケアについてご紹介しました。

インプラント治療後のフッ素の効果を改めてまとめると、下記の通りです。

  • 歯のエナメル質を強化する
  • 再石灰化を促進し初期虫歯を予防する
  • 虫歯菌の動きを抑制する

清潔な口内環境を維持するためには、フッ素入りの歯磨き粉を使い、むし歯や歯周病にならないケアが大切です。
ただし、粒子が粗い研磨剤が入った歯磨き粉は避け、インプラントや自然歯を傷つけないことがポイントだと覚えておいてください。

もし研磨剤入りの歯磨き粉か分からない場合には、以下のポイントを押さえましょう。

  • 「炭酸カルシウム」「ケイ素」の成分が入っていないものを選ぶ
  • 歯科医院で販売している歯磨き粉を購入する
  • 歯科医や歯科衛生士に相談する

また、口内環境を清潔に保ち続けるためには、歯磨き粉以外のアイテムも活用しましょう。
タフトブラシやフロス、歯間ブラシを併用すれば、歯ブラシでは届かない部分の汚れや食べかすも取れます。

インプラント治療は、インプラントを入れたら終わりではなく、長く使用するためにはメンテナンスが大切です。
定期的に検診を受けることで、虫歯や歯周病のリスクも軽減できます。

当医院では、予防歯科の観点から、患者さまが長く健康な歯を保てるように、インプラントに関するお悩みやご相談も受けております。
気になることがあればぜひご相談ください。

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0120-960-013
〒450-0002
愛知県名古屋市中村区名駅4丁目26−9
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※駅近!名古屋駅より徒歩5分
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【本記事の監修】

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